2011-08-30

山で久高島を想う

山に帰ってきました。
うちは涼しくて、カビがいっぱいになってました。
掃除機は二回かけたと連れ合いから聞いて
足の裏も顔も青くなりました。
当分掃除に忙しいです。庭もジャングル。
金魚は生きていました。
おうはさっそく友だちの家にお泊りしました。

久高島の朝は浜を散歩しました。
朝からフーキ君が民宿に遊びに来てくれて、
散歩の後は、自転車で島を巡ったり、
フーキくんのひいばあちゃんのうちで
遊んだそうです。
フーキ君は、前日に海で会った小学二年生。
おじいちゃんの家に
本島から独りで一ヶ月来ていました。
「もっと早くに来たらよかったのに。
一緒に泳げたし」
「すぐに泳ぎが上手になるさ」
とフーキ君やみんなに言われて、
かなり凹みました。
小さな小さな売店、二件だけ。
あまり物は売っていません。
簡易郵便局があります。
お金を引き出す時は通帳か、
カードを局員に渡します。
のどかでなんにもなく、必要な全てがある。
このシンプルさと美しさは奇跡のようです。
道を新しくしたり、学校や交流館は建ちました。
たぶん家にはクーラーもテレビもあるけど、
自然、海、人、目に見えないもの
を大事にしてきたのでしょう。
島人の感謝と満たされた気持ちが
この島を守ってるのだと思いました。

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