2011-09-30

おうの手と花。
ちょっと前の写真です。
こどもの手は花がよく似合うな。
肉厚でしっかりとしていて小さくて、
大きな力を秘めている。
そういえばいつのまにか
手をつながなくなった。
写真すら撮らせなくなってきた。
こうして親離れをしていくのか。
でもまだ爪を切ってあげているから、
肉厚な手をじっくりみれる時もある。
先日は刺繍を熱心にしていた。
私が途中でやめた鍵模様の続きを
学校から帰宅してからも
チクチク縫っていた。
碇と鍵と船をナフキンにつけたい一心で。
おうの手、エンピツを持つより、
格段に何かを作っている事が多い。
ピアノも最近は楽しそう。
今日は何を触って喜び
生みだすのだろう。

2011-09-24

海に潜るおじいの話

久高のおじいから聞いた話。

小学3年になると
夕飯のおかずを捕りにさ、毎日海に潜ったよ。
長男の仕事だからさ。
何も捕れなかった日は、
親父に怒られてよー。
厳しいよ!夕飯は無し。
みんなが食事をしているのに、
隣の部屋でお腹空かせてさ。
獲れない日もあったわけ。
怒られるからさ、毎日真剣だったー。
学校帰りに海に潜るわけ。
部屋の灯りが消えると、
親父が寝たという合図だから、
ばーっと台所へ行ってさ、
母ちゃんが(早く食べな)と
残してくれた握り飯を食うの。
真っ暗な台所で音を立てないで。
母ちゃんがこっそり
親父にばれないように作ってくれてね。
ほんとに辛かったから、
ぼくの子には絶対させなかった。

と無邪気に笑って話してくれました。
いい話だー。おじいの笑顔の奥に厳しさを感じる。
毎日毎日、おかずを捕まえる!
70代になるまでずっと
母の愛情はおじいの心に
光ってるように見えました。
電気は無い、夜が闇の頃の話です。

2011-09-23

金魚の家

去年の夏祭りの金魚、
10匹から4匹に減りました。
餌をあげない日もあったり緑の水
になったりと、
過酷な状態だったのに生き延びて、
体が2.3倍に大きくなりました。
隣のおじさんの金魚は、
縦横高さそれぞれ80センチ程の
深い巨大鉢にたった一匹で暮らしてます。
もう十数年!金魚は長生きなのです。
半年に一度しか掃除はしないとか。
近所で鯉をたくさん飼育している方も、
金魚は大鉢に二匹までと言ってました。
うちの鉢だと二匹までかな?
金魚たち、狭くて ごめん。
昨日は鉢に水をはり、
微生物を入れました。
今日はおうが緑色の水槽やフィルターをブラシでゴシゴシ。
1人で全部掃除をしてくれました。
水鉢に移った赤い金魚たち、
やっと赤が光って見えました。

2011-09-16

柏崎に移住した友

彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ
のアトリエ写真。
友だちのIさんが、むかし
パリで写真を現像して
送ってくれました。
Iさん、20年近く東京にいたけど
柏崎原発の近くに引っ越して行った。
なぜ柏崎なのか
と聞いても答えなかった。
ある寒い三月、パリの情報を
聞くために電話をした。
「パリに恋をしている。嫉妬するくらい。
パリに住みたいなぁ」とつぶやいてた。
画家だから、フランスが好きなのだろう。
そろそろフランスに行ったかな、
と思っていたら、
フランスでも原発事故があった。
柏崎原発と聞くとIさんがすぐに浮かぶ。

この写真は気に入って部屋に飾っている。
画家や彫刻家のアトリエは
ずっと見ていられる。

2011-09-14

カマキリのカマ

カマキリを見ると
小学6年時代のクラスメイト
一郎君を思い出します。
カマキリの真似をいつもしていて、
面白い変わった子でした。
太っちょで、勉強はあまり得意
ではなかったような。
スポーツも目立ってはなかった。
けど卒業の時、文集に一人だけ
詩を書いていたのです。
「カマキリ」 と言う詩。
軽く衝撃を受けました。
シンプルで、カマキリになりきり、
カマキリへの憧れがつまった詩でした。
そのページだけは思い出せます。
作文は誰一人憶えていないのに。
その日から見る目が変わりました。
中学生になって、他のクラスになり
たまに見かけると、
緑色のカマキリに見えて、
まだ詩を書いているのかな、
と思ったりしました。

2011-09-11

月光浴


ベランダにでたら
隣の家の猫と
蜘蛛の巣を
月が照らしてました。
きれい きれい。
あの日から半年。
山と星と土は
ほんのりと輝いてます。
モグラのイビキ。
朝顔の夢。
おうの寝息。
夜がきました。
おやすみ みなさん。
いい夢を!
わたしは おうがくれた
薄っぺらいダンボールカー
をつまみに
ドイツビールを飲みます。

2011-09-10

ウタ

夕方 ウクレレサークル茶果歩花
に行きました。 一年振りに集合。
メンバーは近所に住む音楽好きな
ママたちです。
たった1時間だけどゆるゆるしました。



「私の子供たちへ」笠木透 作曲作詞


生きている鳥たちが

生きて飛びまわる空を

あなたに残しておいて

やれるだろうか父さんは

目をとじてごらんなさい

山が見えるでしょう

近づいてごらんなさい

こぶしの花があるでしょう



生きている魚たちが

生きて泳ぎまわる川を

あなたにのこしておいて

やれるだろうか父さんは

目をとじてごらんなさい

野原が見えるでしょう

近づいてごらんなさい

りんどうの花があるでしょう



生きている君たちが

生きて走り回る土を

あなたにのこしておいて

やれるだろうか父さんは

目をとじてごらんなさい

山が見えるでしょう

近づいてごらんなさい

こぶしの花があるでしょう




茶果歩花 の楽譜だと
(父さんは)の歌詞が(母さんは)
に変わっているんです。
父さんが歌ったほうがいいな、
と思ったのは私だけかな。

2011-09-09

朝顔になる

ジャングルとなった庭ですから、なかなか作業は進みません。
草むらの中では鈴虫が鳴いています。
早く薔薇やラベンダーを
救出しないとなりません。
ジャングルには朝顔がたくさん咲いていて、
この大きな花を見ていると
水色と共鳴してトリップします。
花の力は不思議です。
15年程前ハーブ屋さんで
バッチのレメディーに出合い、
フィンドホーンのフラワーエッセンスも
個人輸入したりしました。
でも自分で花を育てるほうが合っていて、
私の身心にいいみたいです。
エッセンスを作ったり、オイルに入れたり
食べたりもできます。
私はずっと土がいじれるところに
住むだろうな。
花を見ると幸せになる。
懐かしい感じと感謝に包まれる。
花は太古の人の創造力が生みだしたに違いない。
いつも宇宙と地に繋がっているから、
私たちが忘れてしまっている記憶を
思い出させてくれるのです。きっと。☆
人の本来の姿を見ている気がします。

2011-09-06

画パコギター



藤野のアートイベント こもりく 。
今年のテーマは「原始力」でした。
台風で中止となりましたが、
レストランshu にて プチこもりく
が始まると聞いて行きました。
大小さまざまな原始力が合わさり
会場を照らしていました。
歌や演奏、美味しい料理。
にこにこ わはは ベイベー☆
子どもも毎年楽しみにしてます。
そして、初めて見た絵の具箱ギターです。力作です。
パーコレーターを使っていました。
イラストレーターのTさん作です。
シゲさんバンドで弾いていました。
私も使ってない画箱が眠ってるけど
ギターに進化するなんて感動しました。
画箱はさぞ喜んでいる事と思いました。
ミュージシャンたちが
たくさん歌って演奏してくれました。
ありがとうございました---楽しかった---♪
動画をUPできたらいいのにな。

2011-09-02

ドラゴンをもつ少女

久々に友だちの親子に会いました。
13年前に会った時は
まだオッパイをくわえてたのに!
美しい少女に成長していました。
時の経つのは早いです。
私も歳を取るはずです。
澄んだ瞳はそのまま、
自然体で 少しあどけなさが残り
とても嬉しかった。
友だちに良く似ていました。
娘さんの周りには黒竜が飛んでいて
小さな頃は写真に黒竜が写っていた
と聞いて、すぐに納得しました。
夏にスリアンで日本人と
竜の関係の本を読み
日本は竜の姿をしているし、
太古の伝説も信じているので、
竜と繋がりのある人はいるだろうと
思っていました。
ゲド戦記のテハヌー(テルー)
も本当の話に思えます。
そんなこんなで話に花が咲き、
おうのお迎えが遅れました。

またまた台風の夜です。

2011-09-01

始業式にウタ

こんにちは、2011年9月1日。
おうの学校がはじまります----。
バンザ---イ。
家を片付けるには
物を減らせば良いのだ。
そして、もう増やさないぞ。

ウタ 1     友だちから知ったバンド。
リンダさんの声すごくいいです。
ウタ 2      かわいい! バンド名難しいです。


夕方街に出て
絵の学校で一緒だった
古い友だちと会う予定です。
何年ぶりだろう。わくわく。