2010-11-05

同窓会的写生会

絵描きの先生と旧友とが集まって写生会をしました。

参加したのはサラリーマン兼画家、イラストレーターなど
卒業生とその子どもで12名程。
それぞれの分野で生きていて、たまに友達の個展や
遊びで集まることがあっても、一緒に絵を描く機会はもうほとんどない。
去年は山形へ行き、今年はうちの近所の「篠原の里」という
里山の宿泊施設で2泊3日した。夜は温泉、鍋を囲み、飲み会。
写生は、大きな画板と絵の具セットを持って散歩しながら
皆の絵をちらっと横目に、好きな場所を選んで自分の世界に入っていくのがいい。
遊んで冷かしてばかりの友人がいたり、学生の頃の写生旅行は、
何十人もが散らばって絵を描く空気が素敵だった。村や港を絵描きがたくさん、
いろんな世界観で表現してゆく。
時が永遠で、光の中で止まっているかのような錯覚、研澄まされる様な、
まさに地上の天国と思えた。
今でも絵を描く事が好きな人ばかりが集まり、黙々と静かに描く。
一瞬にして見慣れた建物の内部が、絵描きの空気で満たされていった。





























今回はあいにくの雨で、描きたい場所が描けなかった。それに私だけ、最終日に他のイベントを入れてしまっていたし。反省。普段はお互いに忙しくてゆっくり話せない友達とのんびりしたり、ウクレレの練習もした。
そういえばイラストレーターの友人が、ウクレレとお菓子をかついで
山を歩いて越え、篠原まで来たのには驚いたし、嬉しかった。
息子は風景絵をのびのび描いていて、いい絵を描くなあーと感心した。
しかし感心している場合ではないと、私は息子の人物画と、桜の木を描いた。
休憩に、星先生が入れてくれるコーヒー。いつもと同じ豆を使っているのに
何故こんなに味が違うのか?という程おいしい。
星先生を囲んでお話するのも楽しみで、皆集まるのだろう。

2010-11-04

日向ぼっこ

ご近所で山歩きとひなたぼっこイベントがありました。
たくさんの人が参加して、近くの山を登りました。








急坂を登りきると、山岳写真家の三宅岳さんが、慣れた手つきでお茶を入れてくれていました。山の上でのあたたかいお茶は格別ですね。
木登りが得意な子どもはするすると上り、高いところから
みんなを見下ろしていた。




それから、森の中でガイネさんのインディアンフルートの演奏がありました。
鳥の声と重なって、歌っているようでした。
風の音、眠る眠る何かの音にも耳をすまし、至福の時。




夜は皆で近くの温泉へ。あったかい一日でした◎


おまけ○そのイベントへ行く前の出来事。
布団を干したら、着替えてる途中で子どもが飛び乗った。ごろんと横になって
目をつむっている。

朝ご飯を食べ終わってからも、縁側から飛び乗ってごろん。



気持良さそう。空の青に溶けて広がっているのだな。
いっぱい太陽を浴びて大きくなあれ。