2010-12-24

Happy Xmas




今日はこれから子どもが帰宅したら
ケーキと野菜のキッシュ作りです
昨日 長野の伊那で自然農を営む友人から
手作りのお野菜と玄米がたくさん届きました
自然農で作り 営む事はどんなにやりがいがあり
幸せで 大変な事だろうか 
大きな人参や大根 お米 みんな力強く美しいです





すぐに小松菜をそのまま食べたら 味が濃くて香ばしい!
ごま和えにしたら柔らかくて めずらしく子どもがぱくぱく食べた
体が喜んでいるなー
立派なネギと菜っ葉をお味噌汁に入れたら おいしい!旨い!とおかわりをした
信頼する友人が作ったと思うと はじっこも捨てるところがない 
大きな丸い大根に土の指の跡がついていた ゆっくり食べよう
あわただしい師走 年賀状もまだだけど 
こんな豊かなことがありました  

ご夫婦+子ども小2と小1と2才で長野県伊那市に移住して
就農し 自然農で暮らしています 
※ 春庭農園 Tel・Fax 0265-76-0736 (大川)
無農薬 無化学肥料の野菜とお米
玄米1キロ 600円 もちきびもあり

今朝このお米でさっそく酵素玄米を炊いた
ちょっと味見したら ふわふわもっちりでおいしい〜〜
今度は普通に炊いてみよう


今年ものこすところわずかとなりました
出逢った方々 会えない人たちに 
感謝とLoveをおくります
ありがとう!
木と花達 遊びにくる小鳥や虫たちに
世界中の人人 宇宙のかなたにまで
明るい新年が訪れますように

2010-12-07

北の丸公園のいちにち 長谷川利行の絵





休日、東京を散歩したくなって息子と電車で出かけた。
着いたのは九段下。旧江戸城の田安門を見上げ「立派だ〜」と撫でてから、
緑の中を散歩して、星に囲まれた科学技術館を見て、予定外だったけど入った。
案の定、子どもは夢中で色々と触っていた。この建物は古くても何かかわいい。
六芒星できっちり囲まれている。







次に国立近代美術館で姉と待ち合わせをした。
姉とは何かの展覧会で急に逢う事がある。運良く入場無料の日でした。
長谷川利行の新たに見つかった絵、「カフェ・パウリスタ」を観る事ができた。
カフェに油絵の具を持ち込み描いたのだろうか。
だいぶ前、長谷川利行展で何十点かを初めて観たときも、圧倒されて
好きだと思った。
生涯貧乏で、亡くなった後も、たくさんの絵が捨てられたというけれど、
スコーンと時を越えた、優美、自由さを感じる。 
酒を飲む為に描いて宿代を絵で支払い、という生活を続け48才で亡くなっている。
絵を描く、お酒を飲む、絵を描く、お酒を飲む、絵を描く、お酒を飲む、歌を詠む、お酒を飲む、絵を描く。
特に印象的だったのは「前田夕暮」像。顔も色も雰囲気も全部好きだった。
30号程のキャンパスと油絵の具を持って歌人の自宅へ押し掛け、
1時間半で描き上げ、お金を無心したというから、
たいした人だ。
とてもいい絵だった。


日本の歴史にはまっている息子は、パウル・クレーの絵と、頼朝と義経の屏風をみていた。
ちょうど今西祐行作 赤羽末吉絵の源平絵巻物語9巻まで読み終えたところで、
義経が頼朝に追われているのが重なっていた。
「ぼく、近代美術館より、科学技術館の方が楽しかった!」と満面笑みのチビッコ。
よかったよかった。

2010-11-05

同窓会的写生会

絵描きの先生と旧友とが集まって写生会をしました。

参加したのはサラリーマン兼画家、イラストレーターなど
卒業生とその子どもで12名程。
それぞれの分野で生きていて、たまに友達の個展や
遊びで集まることがあっても、一緒に絵を描く機会はもうほとんどない。
去年は山形へ行き、今年はうちの近所の「篠原の里」という
里山の宿泊施設で2泊3日した。夜は温泉、鍋を囲み、飲み会。
写生は、大きな画板と絵の具セットを持って散歩しながら
皆の絵をちらっと横目に、好きな場所を選んで自分の世界に入っていくのがいい。
遊んで冷かしてばかりの友人がいたり、学生の頃の写生旅行は、
何十人もが散らばって絵を描く空気が素敵だった。村や港を絵描きがたくさん、
いろんな世界観で表現してゆく。
時が永遠で、光の中で止まっているかのような錯覚、研澄まされる様な、
まさに地上の天国と思えた。
今でも絵を描く事が好きな人ばかりが集まり、黙々と静かに描く。
一瞬にして見慣れた建物の内部が、絵描きの空気で満たされていった。





























今回はあいにくの雨で、描きたい場所が描けなかった。それに私だけ、最終日に他のイベントを入れてしまっていたし。反省。普段はお互いに忙しくてゆっくり話せない友達とのんびりしたり、ウクレレの練習もした。
そういえばイラストレーターの友人が、ウクレレとお菓子をかついで
山を歩いて越え、篠原まで来たのには驚いたし、嬉しかった。
息子は風景絵をのびのび描いていて、いい絵を描くなあーと感心した。
しかし感心している場合ではないと、私は息子の人物画と、桜の木を描いた。
休憩に、星先生が入れてくれるコーヒー。いつもと同じ豆を使っているのに
何故こんなに味が違うのか?という程おいしい。
星先生を囲んでお話するのも楽しみで、皆集まるのだろう。

2010-11-04

日向ぼっこ

ご近所で山歩きとひなたぼっこイベントがありました。
たくさんの人が参加して、近くの山を登りました。








急坂を登りきると、山岳写真家の三宅岳さんが、慣れた手つきでお茶を入れてくれていました。山の上でのあたたかいお茶は格別ですね。
木登りが得意な子どもはするすると上り、高いところから
みんなを見下ろしていた。




それから、森の中でガイネさんのインディアンフルートの演奏がありました。
鳥の声と重なって、歌っているようでした。
風の音、眠る眠る何かの音にも耳をすまし、至福の時。




夜は皆で近くの温泉へ。あったかい一日でした◎


おまけ○そのイベントへ行く前の出来事。
布団を干したら、着替えてる途中で子どもが飛び乗った。ごろんと横になって
目をつむっている。

朝ご飯を食べ終わってからも、縁側から飛び乗ってごろん。



気持良さそう。空の青に溶けて広がっているのだな。
いっぱい太陽を浴びて大きくなあれ。

2010-10-25

庭土の肥料手作り。

落葉樹の下の葉っぱをめくると、白い土着菌がたくさんあった。
ほ〜美しい。自然の営み。この菌糸が枯葉を粉々に分解して
土に還してくれる。自然のサイクルは素晴らしいです。
土と混ぜた後なので、菌の写真がうまく撮れていないのが残念。
これを集めて米ぬかと混ぜ発酵させると、菌の培養物が出来上がる。(はず)
うまく発酵してくれるといいな。テラコッタの中で培養中です。
油かすや炭などの混ぜ物が色々とあるけれど、自然の力を借りながら、
この土地に合う善玉菌を庭に増やしたいです。なんせ、駐車場の上がお庭なので
土がせいぜい50センチ程の深さで、水はけの問題もあります。
引っ越して来た5ヶ月前は固い土でした。少しずつ腐葉土を混ぜ込んできたけれど、夏は葛や蔦がはびこっていたので、根のしぶとさと深さにくらくらしました。
雑草を手で取り、耕して、土を足して最近フカフカになってきました。
土作りには3年かかるというから、土壌改良し、土着菌が安定するのはのはまだまだ先、気の長い話です。
朝の土いじりで、よく観察するという楽しみも増えました。
根がしっかりと張れると、植物は元気に育つのですね。太陽にまっすぐ。
何となく、子育てにも通じるような気がします。
森の中ではリスを見かけました。今も、何かの鳴き声が聞こえた。キョンキョン。夜中に、ヒョーヒョー、と空を飛んでいる猛禽類の声。ヒュッ、て誰だろう。住宅地なのに周りは山と森なので、夜は動物達を近くに感じます。あとは明日にして寝よう。





2010-10-20

森で逢う


今朝、うちのすぐ裏山の森へ枯葉の菌を探しに行ったら、

薄暗い森の中、上の方でガサッと音がした。
何だろうと顔を上げたら、鹿が跳ねた。
鹿が、家の裏にいるとは思いませんでした。山だから当然なのですが。
遠退いたと思ったら、私をじっと見ながら3歩づつ近寄って来る。
向こうも、誰だろう、という感じだった。カメラを持ってくればな。
動かずに音も立てずに見つめ合って、私が歩いたら、
また、トーントーン、と跳ねて行ってしまいました。









熊は出てこないだろうね。鹿の目がきれいだったな。森は生きている、とか思いながら
枯葉の下をめくって菌を探したけれど、まだ早かったみたいでした。
フカフカ、さらさらの土が落葉樹の下にあってワクワクした。
茶色い食べた事のあるキノコがたくさん生えていた。
これは食べられなさそうな色と形。オレンジのは割れてしまった。













2010-10-06

くるくるくりパン

栗のクリームをつくりました。
それから、パンをこねて、発酵させて、
クリームを巻いて、
8個焼き上がりました。 ちょっと形がイマイチです。
巻上がりの生地をくっつけ忘れて、丸くならず、アンモナイトになりました。
今日会った人に、1人1つずつあげました。
天然酵母パンなので、見た目とはちがってハード系です。
食べてみて、軽く裏切られた感があったかもしれません。




今夜は仕事の事で驚くことがありました。
けれど、夕方、こどものピアノの先生が素敵な話をしてくれた。
それがとてもよかったから、頭と心の中はそれが光っています。
ノートに書き留めて、絵に描こうと思いました。

2010-10-05

地の物。



初めて食べたきのこ タマゴ茸 ?                       
ウニみたいな味でこくがあった。
とても美味。オレンジ。

これは 電気系アーチスト、ミュージシャン、
ワイン.チーズ.キノコ博士でもある友人の収穫物。
週末、久しぶりに友人ご夫妻と一緒にお邪魔した。
ワインと美味しい手料理、手際の良さにはいつも感動します。
自分もおもてなし料理が作れたらなーと思いました。
皆さん音楽はベテランなので、オリジナルの曲をギターやマンドリン、
歌、ウクレレで演奏してくれました。
ここはホビット村かと思うほど、お料理のうまい、山や自然に詳しい、
音楽と芸術や生活を楽しむ人が多い村です。
エルフやドワーフのような人、魔法使いや、木や花の妖精、
ビヨルンのような人もいます。普段はそれぞれの世界で仕事をしているけど、集って音楽が始まったりすると、一気にファンタジーのような別次元を感じます。

茸は、他にも傘が真っ赤の小さな茸や細長いキノコもありました。
ここは山に囲まれているから、探すといろんな茸が採れるそうで、
キノコを採った側から、食べられるかどうか確認してもらおうと
持って来るご近所さんもいるそうです。まさに宝の山です。
以前、ものすごく大きなしめじの様な形のキノコもとれたそうです。
写真を見せてもらってびっくりしました。4歳位のしゃがんだこどもより大きいのです。
雷が落ちた場所に生えたそうです。不思議。

今夜は栗68個あるので、皮を剥いて栗のクリームを作ります。


アンモナイト型にならべてみました



2010-10-04

今日の芸術 


「うまくあってはならない。きれいであってはならない。心地良くあってはならない。」
岡本太郎著「今日の芸術」の中の一説。昔々に読みました。

絵を描いて、寝て、朝目が覚めてすぐに絵に向かったとき、今もたまに脳裏をかすめるから、すごいパワーです。
生誕100年岡本太郎展 東京国立近代美術館のチラシには
「好かれる芸術なんて本物じゃない。」裏
「芸術?そんなものはケトバシてやれ!」表
と書いてあります。
チラシは先日、青山の岡本太郎記念館の敷地内にある A Piece of Cake で、友人と休憩した時にもらいました。記念館にはもう10年くらい入ってないけれど、お庭から見える岡本太郎蝋人形は健在で、バナナの木も元気でした。
岡本太郎さんの彫刻がすきです。赤い椅子がほしい。



写真を取り損ね、無言夢中で食べたけれど、カフェオーナーでもあるフードコーディネーターの大川雅子さんのチーズケーキが、とても美味しかった。何種類かのケーキが並んでいて、どれもおいしそうだった。

2010-09-21

ひとやすみ。


七宝のボタンでネックレスをつくりたい。 どんな紐がいいかな・・、、イギリスの毛糸がわんさか頭の隅にあって、作りかけの編み物も浮かぶ。
雑草だらけの庭もそろそろどうにかしないと、ネットに入ったままの球根がおまちかねだし・・。でも朝晩と寒くなってきたから、今日こそ自分の部屋のカーテンを作ろうと思う。
こんなにのんきな気持でいられるのは、童話の挿絵のラフをたくさん描いて、faxし終わったから。
フー。明日から本描きだな、今日はせっせと手仕事して、ゆるゆると過ごそう〜。ていっても、やまほどのアイロンがけが終わってから。カーテンと座布団カバーを洗って干したら、もう乾いている。お日様はすごい。

そういえば夜店で釣った金魚は10匹中2匹が昇天し、8匹残った。ここの冬は越えられるのかな。


2010-09-06

「Melody」と「白い馬」



「隣町の神社でお祭りがある」 と友達に教えてもらったので夕方出かけました。 
古い神社のお祭りで、夜店が迷路のように何十件も出ていて、おとぎの世界に迷い込んだみたいでした。  
子どもたちは金魚すくいをして、それぞれ嬉しそうにビニール袋を持ち上げて、赤や黒の金魚を覗き込んでいました。(小さな恋のメロディの)メロディがだぶって見えて 微笑ましかった。
家に帰って、たまたま大きな鉢に水を張っていたので、水合わせをして金魚をいれてから、The Bee Gees「小さな恋のメロディ」のサントラの写真を久しぶりに見ながら、「イン・ザ・モーニング」や「若葉のころ」を脳裏に流しました。 プレーヤーが欲しくなる一瞬。

今日はもう1つ、フランス映画の「白い馬」を思い出した日。
朝、馬に乗れるご近所の友達が遊びにきて、馬の話を色々としたので、ポストカードを見せました。夕方、絵の友人からも「白い馬」の映画にまつわるエピソードと封書が。 
同監督の「赤い風船」は好きな映画だけれど、数年前に撮影された「白い馬」の少年とカマルグの白い馬は、孤高さや 気高さと映像が衝撃的で、心の奥に焼き付いています。
カマルグ地方は塩で有名な湿地帯で、何も無い吹きさらしの草原に野生の馬がいたらしく、そのサント・マリー・ド・ラ・メールという湿地帯に写生旅行に行った友達は、「ホテルの庭にまで浜風に乗って、馬糞の匂いが漂ってくる。」と教えてくれました。映画のように、馬がたくさん湿地帯にいるのを想像して、尚更行ってみたくなりました。
「白い馬」は子どもが5歳の終わり頃、初めて映画館で2人で見た映画でもあります。自分は好きだけど、もっと明るい映画が良かったかなあ・・と、見終わってから思ったりもしました。

2010-08-30

夏の犬山城






夏休みに伊勢神宮へ参ってから、海水浴をした帰り道、
子どものリクエストでお城巡りを少しだけしました。
お城は福山城と小田原城しか行った記憶は無く、あまり覚えていません。
今回は子どもがお城に興味を持ったので、せっかく行くならと信長の清洲城と、国宝の犬山城に行きました。清洲城は平成に再建されたもので、実際の場所とも少し離れています。戦国時代を知る資料館としては、面白く楽しめました。
犬山城の感想は、美しい、意外と小さい、国宝に値する、等。
天守閣は江戸時代に付け加えたそうですが、一歩中に入ると重厚な野面積の壁、太い柱、
狭い急な階段、空気が戦国時代に戻った様な気がしました。
長い年月で階段がつるつるに磨かれて、斜めにすり減っていました。降りる時は踏み外しそうで、登りも時間がかかります。武将、武士達は日々どんな想いで生きていたのか、と、実際に対戦で使われた鎧を見ながら想いを巡らしました。
木曽川を眺め、気持いい風に吹かれて天守閣をおそるおそる一周。床が気持斜めにすり減っていて狭くて、怖かった。
瓦屋根は、改修を重ねているので造られた当時のものではないと思うけど、色も形も、日本の瓦屋根はいいとしみじみ思った。
亀の甲羅の上に桃が乗っかっている。これは魔除けだそうです。桃は魔除けの意味があって、桃太郎のお話も魔除けから来ていると、門の係の方が子どもに教えてくれました。
この亀は初代の瓦に付けられていたものの一部で、現代までしっかりと現存できたのは、この魔除けのお陰なのかもしれないと思った。
見終わったあと、こどもが庭から見上げた犬山城を、スケッチブックに絵の具で描いた。
あんまり暑い日だったので、私は描かず、子どもの描く絵を見ていました。


2010-08-24

「ふみきりのかんたくん」です。






かんたくんの作者は藤巻吏絵さんです。福音館のこどものともで何年か前に「アルマジロくんとカメくん」という絵本でご一緒しました。
今回のお話は教育画劇、という出版社から今月末に刊行します。「ともだち」という幼年童話と同じ時期に刊行となりましたが、「ともだち」が終わって、すぐに本格的にとりかかりました。
かんたくんとくまの女の子が主人公で、ふみきりのかんたくんを中心に2つの町の遠景から物語が始まります。
ふみきりって動かないし突っ立ているし、どのくらいデフォルメして描くか、駅まで何度も行きました。
ずんずんまちとのんびりまちに住む動物達と、ふみきりのかんたくの、のんびりした詩的な情景が浮かぶお話です。人の一生を偲ばせるような面もあります。

かんたくんはいつも同じ場所に立ち、春も夏も秋も冬も、いつか遠い所に行ってみたいなあ!と夢を見ながら声を張り上げて踏み切りの仕事をしています。ところがある日、目の前でくまの女の子のパプニングと遭遇してしまい、かんたくんおおあわて..。という展開。そして(ふみきり)人生はつづく...といようなラストです。機会がありましたら手に取ってみてください。

出来上がった絵本を子どもに読んであげたり、読んでもらう静かな時は
いろんな事が砕け散って、報われる瞬間です。







2010-08-20

「ともだち」ができました。






作者は詩人の木坂涼さんです。
お茶目なねずみくんと、森にひっそりと住むくまおじいさんのお話。
どこにでもありそうな、あるのだけど、大人は気が付かず
通り過ぎてしまう、そんな子どもの宝物のような一日や一瞬が
あたたかな友情で描かれています。  
くまのおじいさんとねずみ君の息使いや音、
森の空気の動きが感じられます。

今までの4色分解とは違い、版分けで絵を表現してみました。
メガネをかけながら、毎回トンボを合わせて、
1枚の絵を仕上げるのに、4色それぞれ描きました。
4枚合わさった色を頭の中で想像しながら、版画のようなものです。 

見返しの紙は、既製の赤い紙を使わず、
特色の赤を白い紙に両面、刷っているので深い赤色が美しいです。
表紙と表4の白い余白は、よーく見ると薄く色が入っているのです。
全て描き上げるのに、長い期間がかかりました。
そろそろ、8月末には書店に並びます。

2010-08-14

小さなサザエさん

        
        
子どもが白い袋を抱えて 友達の家から走って来た 
袋を開けると サザエさん一家が並んでいた
私はお菓子になったサザエさんを見たのは初めてです 
サザエさん一家を買い 小脇に抱えて電車に乗る友達のお母さんを
想像して 喜びに浸りました
カツオもタラちゃんもきちんと正座をして
にこやかに笑っている 磯野家は気持がいいなー
食べるのは気が引けると思いながら 
サザエさんを頭からたべた 意外とおいしい チビッコはタマ
相棒は フネは食べたくないーカツオがいい などと失礼な事を言って
カツオとタマを取り合いしていた 
全部食べられないうちにと チビッコは
残ったフネとタラちゃんを大切そうに冷蔵庫へ入れました 
         
       
       
        
        

2010-08-02

中華鍋が逆さまになったような焦げた姿





はやぶさのカプセルをみたい と以前から子どもにねだられていて
人ごみが大嫌いな自分が 生まれて初めて2時間半も行列に並び
観てきた  観る時間は歩きながら1分程
中華鍋が逆さまになったような真っ黒に炭化した外側を
目の前にして よく戻って来たものだなあ と思った
ちびっ子も自分も 一緒に行った友達親子も 
朝から夕方までJAXAを歩き回った
偶然出逢った地元の友人親子は2日連続で来ていた
イカロスの実物大模型は帆が不思議で面白い
ソーラーシステムはとても進化しているようで
研究員の方々が詳しく説明してくれた
すごい技術なのだという事だけはわかった



2010-07-30

根石岳2603m


行ってきました!初の八ヶ岳登山。
登山写真家のMさんをリーダーに
小学校1年から40ン才まで総勢16名。
自分は普段歩かないツケがでて、
体力の無さを思い知らされました。
子ども達の楽しい会話に励まされながら、
しゃべる余裕無しで黙々と登りました。
途中コマドリが鳴いてたっけ。川のせせらぎも。苔の緑が眩しかった。
山小屋の湧き水が冷えていてすごくおいしかった。
休み休み樹林帯をひたすら登っていくと、突然目の前に
南アルプスの山々 雲 青空 が開けました。
風がビュービューと吹いて、空が近くて、山頂近くは別世界なのでした。
砂や石の間にコマクサがたくさん可憐に咲いていた。
八ヶ岳登山、念願が叶った夏の一日でした。
次回はもうすこし楽に登れるよう、日々山道を歩いて
体力を付けなくては。
ちびっ子達は全く疲れた様子も無く、逞しかった。
この日は一年を13ヶ月でみるマヤの月の暦では、
新年の始まりの日でした。




2010-07-19

ブログの引越し&宣伝です




ブログの引越をしました。新しくてまだ使いこなせませんが、時々アップしていきますので、よろしくおねがいします。
今日も暑くなりそうですね。山の緑が眩しいです。

「自然を愛する藤野の絵本原画展」7/3〜9/26 (火.水 休み)
山中湖の森の中にある小さな絵本館で、藤野在住の絵本作家 田中清代さんと
原画2人展を開催していただきました。
絵本がたくさんあり、お茶も飲めてゆっくりできる空間です。ぜひお立ち寄りください。
8月21日土曜日 午後2時〜4時 田中清代 さとうあや 「おはなし会」があります。
(定員30名 要予約)
森の中の絵本館hp