2017-09-20

源氏物語 読み始めました

昨日は角田光代さんと池澤夏樹さんの対談「千年読み継がれる源氏物語とは何か?」へ行きました。
興味深かった。
「訳を進めるうち、源氏物語は運命やカルマとは何か?を書いているのでは …」と角田さん。
早速読み始めたらサクサク読めて面白いです。
美しい装訂。


角田光代さんが1冊だけお持ちのサイン本は、池澤夏樹さんの本だそう。
お二人のサインが並んでいる分厚い源氏物語、汚さないように読み終えたい。
池澤さん「文体が決まれば、後は毎日(肉体労働を続け)前へ進むしかない。蟹を食べる時のようにチビチビと」
絵本を描くときと似ているなぁと思いました。


日本人に馴染み深く 情感豊かな人気のある古典文学を
現代語に訳する作業は
相当なプレッシャーや
面倒くささ
命を縮めるほどの
大変な作業ではなかろうか
と想像しました
肝心なストーリーを大切にして
他は(敬語や謙譲語 階級 など)ばっさり切り捨てる、と角田さんは言ってましたが
原文に忠実、話の順番も変えてはないそうです
そのおかげで眠くもならず
私のような人もサクサク読めそう
一度読んだきりの源氏物語』でしたが

光源氏には興味がないけれど
また読んでみよう
と言う気持ちになれたのは
お二方のおかげです








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