2017-06-14

オディッセアス エリティス

天国でわたしは一つの島の地図を描いた

おまえそっくりな島、海の中の一軒の家


大きな寝台があり、小さな門がある

わたしは深淵に一つの声を棄てた

毎朝起きるたびに自分を見るために


水の中をゆくおまえの半分を見るために

そして残る半分について天国で泣くために




エリティスの詩は

まるで地上の宝石

翻訳もすばらしい

ギリシア語で読めたらいいのに

高揚して 無垢な美に包まれる

海と太陽と大地 夏のかおり


でも


愛する人の肉声やメッセージには敵わないか…!

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