おじいが海を見ていました。
おばあもやってきました。
子どもたちも座りました。
私は座りそこねました〜。
久高島の朝は浜を散歩しました。
朝からフーキ君が民宿に遊びに来てくれて、
散歩の後は、自転車で島を巡ったり、
フーキくんのひいばあちゃんのうちで
遊んだそうです。
フーキ君は、前日に海で会った小学二年生。
おじいちゃんの家に
本島から独りで一ヶ月来ていました。
「もっと早くに来たらよかったのに。
一緒に泳げたし」
「すぐに泳ぎが上手になるさ」
とフーキ君やみんなに言われて、
かなり凹みました。
小さな小さな売店、二件だけ。
あまり物は売っていません。
簡易郵便局があります。
お金を引き出す時は通帳か、
カードを局員に渡します。
のどかでなんにもなく、必要な全てがある。
このシンプルさと美しさは奇跡のようです。
道を新しくしたり、学校や交流館は建ちました。
たぶん家にはクーラーもテレビもあるけど、
自然、海、人、目に見えないもの
を大事にしてきたのでしょう。
島人の感謝と満たされた気持ちが
この島を守ってるのだと思いました。
余談ですが、アダンの草履に
クバ笠を那覇で見つけ、
かぶってましたが、
クバ笠は涼しいし両手が空き、
肩まで影になりました。
久高の話はまたいつかにします。
壺屋の一部は、戦火を逃れた地域。
周りは新しいコンクリートの家や
マンションばかりだけど、
昔ながらの古い家もたまに残っています。
あの台風を想うと、コンクリートの家が
増えるのは仕方がないでしょう。
息子がチラシをみつけてきて、
音で走る箱車工作のイベントに参加しました。
電気回路は琉大の先生と
生徒さんが教えてくれます。
工作に目がない息子は、
夢中で仕上げていました。
帰りにモノレールに乗り、
首里の「あしびうなあ」に
ご飯を食べにいきました。
赤瓦の昔の広い家で落ち着きました。
那覇は開発が進んでいて
好きな場所は限られているけど、
道端のシーサーにランの花が
添えられていたり、
小さな手作りの店があったり、
てくてく歩いて、生活の小さな喜びを
見つけたり感じられるのがいいです。
おもろまち副都心は
巨大スーパーや高層マンション、
電気屋さんなどが建ち並び
人工的な雰囲気です。
私は苦手だけど、若い人には
人気がある街のようです。
他県のこどもたちは?
いったいどれだけの人が
被爆しているのでしょうか。
代替クリーンエネルギーに
移行するのを、
そして自由にそれを選択出来る社会を
一刻も早く望みます。
息子と寝る前の会話。
「あいしてるよ☆」
「ぼく、その言葉きらい。
ごーしちごー であらわして。」
( ? 五七五 ?愛を月で表すってやつか)
と考えてると
「もりのなか〜 木の上を見よ 鳥がいる〜」
「たいふうで〜 眠れない夜 不安だよ〜」
と喋る息子。コケッ。やりとり一時間。
ママを現してみて、と言うと、
「ケチんぼだ 〜テレビが見たい テレビ見せろ〜」
だそうです。うちにはテレビ無いけど、
ここでは夜観てます。
今日はケーブルがアウトでした。
夏、2こ目の締め切りまぢかな午後でした。
台風ムイファーでした。
二行毎に重なってきこえます。
写真は昼の雲
今夜は切り干し大根の煮付けと、
トーフチャンプルーです。
外はゴウゴウと風が強くなってます。台風が迫る夜。