2011-01-29

瞑想のとき


沖縄から来たヒーラーの友人と
夜中の1時まで何を話していたか。
丸一日瞑想していたのかな。
CDとDVDを持って来てくれた。
以前チラシを見て、きれいだなぁと思っていた、
Gregory Colbert の 「ashes and snow」のDVD
と判明して、ワクワク。
ダンサーが野生のマナティーやクジラと海の中で舞う。
広い空と海、砂漠、人間とチーター、象、鷹。
スローモーションな映像がなぜか懐かしい。
息子も最後まで観ていた。



グランドピアノはこんなに横が短くなかった。
つい描きたくなってしまった。

連弾をしているところ。
先生と少年がいつのまにか動物化してしている。
どちらにせよ、こんどはもっとよく描けるはず。


明日は、「どんぐり文庫」毛糸の工作が
藤野の吉野公民館であります。
絵本作家のいまきみちさんと私、
それぞれ毛糸織物を作りました。
これから仕上げに入ります。



2011-01-27

みんなでておいでよ





秋、小さな庭にいっぱい球根を植えて、
楽しみに水をあげてたら、
スノードロップの芽がひょこひょこ出てきました。
色も姿も可愛らしい、春の訪れを感じる花。
チューリップの芽も庭の土から顔を出しました。
日に日にすこーしづつ、わずかに大きくなってる。 
毎日庭も土も寒々しく眠っているけど、
あと少しで春がやってくるんですね。
同じ球根でも、早く芽を出す球根もあれば
のんびりの球根もある。
春が来たらみんな花開く。
この鉢の土カチカチだったけど、
出てきてくれてありがとう!









2011-01-26

読んだ本



別々の友人が送ってくれて、さっそく読んだ本2冊。

「アレックスと私」
鳥好きな私は、いろんな思いがしました。
子供の頃から、インコや文鳥、さまざまな小鳥を飼っていたので
オウムと暮らしたいという気持がつのりますが、
うちの庭やベランダには、いつも猫が4.5匹ウロウロ、
昼寝をしているのでたぶん無理です。
オウムは賢いですね!

友人が書いた本、「戦士の道と純粋論理」
メキシコのシャーマニズムについて。
シャーマンのファン・マトゥス(ドン・ファン)と、
弟子のカスタネダのやり取りと、
宇宙、世界観の記述がとても興味深いです。
戦士の道とは、戦いの敵は「自己」という観念で、
「自分の事を気にかけない」ような状態になると、
(普段人は、自己に感心を向け続けている)
閉じ込められているエネルギーが解き放たれる、と
シャーマンたちは言う。
まだ読み途中。

こどもの風邪の看病が終わったと思ったら、学級閉鎖になり、
合計10日ほど家で子どもと二人過ごしました。
家は散らかり、自分の仕事は後回しでした。
でも本を読む事ができたし、一緒に遊べました。




2011-01-20

かみしばいができました。





0.1.2 かみしばい
「よんでよんで」作・ときわひろみ 絵・さとうあや
8場面


はじめて描いたかみしばいです。
子どもをもつお母さんは
誰もが経験しているひとこまです。

あとでね、まっててね、ってお母さんはいそがしそう。
だれかぼくに、絵本よんでくれないかな・・・
そこで、ねこさんたちにお願いしてみると・・・?




   ねこさん えほん よんで。

「ニャッ、いいよ。」


どんな風に読んでくれるのでしょう。




   ぶたさん えほん よんで

「ブー、いいよ。」




「では、よみますよ。」

  ブブーブ 
ブブブ
         ブブリン ブブブ・・・・


とつづきます。
こんな動物たちがいたらいいな!て思いました。
でもさいごはやっぱり、この人が読んでくれます。

セット組で教育画劇から1月末にでます。
紙芝居はいつ頃からあったのでしょうね。
幼稚園の頃、かみしばいのおじさんが
自転車に乗って公園に来ていたのを
ほんの少しだけ覚えています。






2011-01-19

ラジオを聞きながら。



うちの裏庭にキウィ棚があります。
小さな実をたくさんつけたので
食べてみたら、固くて酸っぱかった。
放っておいたら冬になってしまったので
半分お隣さんへあげました。迷惑な事をしました。
かわりに畑の大根を2本もらいました。
キウイはうちでジャムにしてみたら、
てんさいとうを入れても入れても甘くならない
不思議なジャムができあがりました。
キウイ棚を切ってしまおうと、本気でお隣さんと話しました。
きっとキウイの木はおびえていたでしょう。
今日は小粒イチゴを2パック買ってきたので
真っ赤なイチゴシロップを作ります。




2011-01-16

野村狂言座を観た

「伯母ヶ酒」



「宝生能楽堂」へ初めて行きました。
すごく楽しかった。
うろ覚えで描いてみたら、んー、違う。もっと凛としている。
野村萬斎さん演じるケチな叔母さん。
鬼になりすました甥の遼太が酒を飲み飲み
「見たら捕って噛むぞ!」というと、
「ゔぇー」と俯きながら唸った。


演目は、筑紫奥・伯母ヶ酒・文山賊・麻生 
狂言を観に行くと言ったら、子どもがお年玉をはたいてでも
観たいというので一緒に行きました。
神舞ではじっと聴き入り、演目それぞれに、くっくと笑ってた。
でも風邪気味でちょっと無理させたかな。

           
                  「麻生」

烏帽子髪を結う従者の藤六(野村萬斎)と、
主人の麻生(野村万作)の会話や雰囲気が和やかで
おわりに三人で舞う松囃子もとても素敵でした。
先日広隆寺で、弥勒菩薩に出逢ったときの感じと似ているような。
しかし、本当に美しい人を描くのはとても難しい!

2011-01-12

紙相撲



ご近所のお宅で新年会がありました。
いつものメンバーに「100かいだてのいえ」
「ちか100かいだてのいえ」の作者である
岩井俊雄さんご家族も、東京からいらっしゃいました。
いわいさんと、娘さんのロカちゃんの袋から紙やはさみ、
色鉛筆が現れて、みんなで紙の創作が始まりました〜。
紙相撲へと発展して、子ども達、大人数名、夢中になりました。
子ども達の生み出す形って、本当に面白いですね!
ハガキサイズの白い紙がいろんな形になっていって、とってもきれいでした。

2011-01-03

柿くへば鐘がなるなり法隆寺

あけましておめでとうございます。

昨年末、息子と二人で京都と奈良へ旅をしました。
法隆寺は別名、斑鳩寺(いかるがてら)と言い、一般的には飛鳥時代、
聖徳太子が建てたと言われています。
金剛力士がものすごい迫力でお出迎えです。これで邪気は吹っ飛びそう。



             金剛力士立像・吽形(奈良時代)


              金剛力士立像・阿形(奈良時代)

あれが法隆寺金堂だ〜

金堂(礼拝石の前で写生をしはじめた息子)


五重塔 (釈尊の遺骨を奉安するためのものだそうです)


飛鳥607年というと、1400年も前に建てられた木造建築。。よくぞご無事でした。
正午に鐘の音が響いて、有名な正岡子規の歌を思い出しました。


その後、唐招提寺へ向かいました。
「すみ鬼にげた」(福音館書店刊)という絵童話があり、(昨年の6年生の課題図書です)その本を読んでいたので、唐招提寺の鬼を確かめに?・・いきました。絵もお話も素晴らしい本だったので、「すみ鬼」に興味津々でした。
金堂中央に盧舎那仏坐像、薬師如来立像、左に千手観音立像が静かに安置されていました。
それぞれの仏像の前にお鏡餅のお供えがあり、餅の上に干し柿が10個並んで 
○○-○○○○○○-○○ その上に蜜柑がありました。
側にいたおじさんが息子に、「良い事教えてあげようか。干し柿を見てご覧。
外側は2個離れていて、中に6個あるでしょう?外はにこにこ仲睦まじく、て言うんだよ。」息子は驚いた顔でにっこりおじさんを見上げていました。嬉しい出来事でした。


唐招提寺 金堂 奈良時代

あ、いた〜!屋根と屋根を支える梁の下にいました。一周して四体あるうち、この鬼だけがとぼけたような、にやけたお顔をしています。皆背中を丸めてしっかりと屋根を支えていました。すごく重そう。

実はこの鬼だけが江戸時代に造られたそうで、他の3体の鬼は奈良時代のものだそうです。礼堂で教えてくれました。
もっとズームで撮れたら良いのですけれど、双眼鏡では見れました。
金堂の鴟尾も奈良時代のものと、約300年後?鎌倉時代のものが安置されています。
今屋根についているのは平成に造られたものです。

日本で一番古い校倉 経蔵

京都駅に到着して、最初に行ったのは平等院、十円玉の表です。写真下手です。


学生以来の平等院、鳳凰堂は初めて。別料金300円で入りました。
金に輝く堂々とした阿弥陀如来像と雲中供養菩薩像が26体(計56体)。
中はスケッチも写真も禁止。平安時代、仏師定頼が造ったとされる、
唯一残る仏像だそうです。
極楽浄土の宮殿をイメージして造られた豪華な浄土教美術が集約されていました。
池の外から見るとこんな風にお顔が見れます。
池の向こうから、息子の双眼鏡をカメラにくっつけて撮りました。



雲中供養菩薩 南26号 葉書より


雲中供養菩薩 南2号

52体、雲に乗りさまざまな楽器を手に持ち、奏でる姿にとても癒されました。
鳳凰堂の阿弥陀如来像の周りをぐるりと囲んで飛んでいます。
鳳翔館に移動した26体は、じっくり眺める事ができました。
時を超えて残っている事が奇跡のようです。
長々と読んでくれてありがとうございました。
続きはまた。

良い一年になりますように。今年もよろしくお願いします☆