2011-09-14

カマキリのカマ

カマキリを見ると
小学6年時代のクラスメイト
一郎君を思い出します。
カマキリの真似をいつもしていて、
面白い変わった子でした。
太っちょで、勉強はあまり得意
ではなかったような。
スポーツも目立ってはなかった。
けど卒業の時、文集に一人だけ
詩を書いていたのです。
「カマキリ」 と言う詩。
軽く衝撃を受けました。
シンプルで、カマキリになりきり、
カマキリへの憧れがつまった詩でした。
そのページだけは思い出せます。
作文は誰一人憶えていないのに。
その日から見る目が変わりました。
中学生になって、他のクラスになり
たまに見かけると、
緑色のカマキリに見えて、
まだ詩を書いているのかな、
と思ったりしました。

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