2010-09-06

「Melody」と「白い馬」



「隣町の神社でお祭りがある」 と友達に教えてもらったので夕方出かけました。 
古い神社のお祭りで、夜店が迷路のように何十件も出ていて、おとぎの世界に迷い込んだみたいでした。  
子どもたちは金魚すくいをして、それぞれ嬉しそうにビニール袋を持ち上げて、赤や黒の金魚を覗き込んでいました。(小さな恋のメロディの)メロディがだぶって見えて 微笑ましかった。
家に帰って、たまたま大きな鉢に水を張っていたので、水合わせをして金魚をいれてから、The Bee Gees「小さな恋のメロディ」のサントラの写真を久しぶりに見ながら、「イン・ザ・モーニング」や「若葉のころ」を脳裏に流しました。 プレーヤーが欲しくなる一瞬。

今日はもう1つ、フランス映画の「白い馬」を思い出した日。
朝、馬に乗れるご近所の友達が遊びにきて、馬の話を色々としたので、ポストカードを見せました。夕方、絵の友人からも「白い馬」の映画にまつわるエピソードと封書が。 
同監督の「赤い風船」は好きな映画だけれど、数年前に撮影された「白い馬」の少年とカマルグの白い馬は、孤高さや 気高さと映像が衝撃的で、心の奥に焼き付いています。
カマルグ地方は塩で有名な湿地帯で、何も無い吹きさらしの草原に野生の馬がいたらしく、そのサント・マリー・ド・ラ・メールという湿地帯に写生旅行に行った友達は、「ホテルの庭にまで浜風に乗って、馬糞の匂いが漂ってくる。」と教えてくれました。映画のように、馬がたくさん湿地帯にいるのを想像して、尚更行ってみたくなりました。
「白い馬」は子どもが5歳の終わり頃、初めて映画館で2人で見た映画でもあります。自分は好きだけど、もっと明るい映画が良かったかなあ・・と、見終わってから思ったりもしました。

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